SMPスパロボOG R-GUNのキットレビューです。
R-3/R-2に続き、R-1/R-GUNのセットのうちR-GUNのみのレビューとなります。
R-GUNは、過去にコトブキヤからプラモデルが発売されており、少しだけ比較画像も載せています。
今回のSMPシリーズで初めて、メタルジェノサイダーモードへの変形機構を備えたプラモデルとなりました。
パワードパーツはオプションパーツセットに含まれており、ハイツインランチャーはおあずけです。
R-1と同じ箱サイズからも小ぶりなキットながら、変形機構を見事に再現しているキットです。
差し替えなしで変形を再現でき、プラパーツに負荷がかかりすぎず、無茶な変形をガシガシ遊べる。
ロボットプラモの最先端を行くバンダイの技術力で実現したキットを、見ていきます。
キットレビュー
パッケージ
パッケージはR-1と同サイズです。
R-1のキットレビューで紹介しているように、セットで1箱のパッケージ封入でした。
パッケージからして、メインパイロットはイングラム教官であり、ヴィレッタ姉さんはいません。
ランナー
ランナーは13枚です。
R-1と同じパッケージサイズな為、こちらも1枚当たりが小ぶりで、広げやすく、手に取りやすいです。
R-1~R-3まで、ランナーの頭番号はそれぞれ1~3で、R-GUNは0ナンバーでした。
シールは多くが個別塗装が難しい細かな箇所への色分けで、ほとんどはパーツで色分けができています。
組み立て説明書がぺら1枚。メタルジェノサイダーモードへの変形解説書がぺら1枚の2枚のマニュアルとなっており、モノクロ印刷です。
組み立て
今回のシリーズすべてで、ツインアイか、バイザーアイかシールで選択できました。
R-GUNも同様なのですが、フェイスパーツも選択式らしく、その違いはわかりませんでした。
アンダーゲートパーツも多くあります。
ゲート痕が目立たなくなり良いのですが、細かいパーツのアンダーゲートは、カットしにくい他、ゲートとパーツの区別がしづらいので、ご注意ください。
黄色のパーツは、サシ色の為貼り付けるような構造が多く、ポロリしやすいのですが、内部で1つのパーツにされており、ポロリしないような構造になっている箇所も見られました。
キット
パチ組で、パーツの色分けまでできており、シールが目立ちません。
背負いものが重くなく、足が太く比重が高い為、安定して立たせられます。
かかとパーツが変形機構で可動する為、後ろへ倒れやすいのをカバーできます。
キット内容
キットに含まれる武器は
- ツイン・マグナライフル 1丁
- ビームカタールソード×2
- スラッシュ・ブーメラン(ビームカタールソードパーツ使用)
で、グリップパーツへの差し替え式です。
ハンドパーツは
- 変形収納サイズの握り手
- 通常サイズ握り手
- ビームカタールソード用グリップ
- ツイン・マグナライフル用グリップ
- スラッシュ・ブーメラン用グリップ
- 平手
が左右あります。
様々なポージングが可能な程度には、可動域もあります。
コトブキヤキットとの比較
ヒュッケバインMk-Ⅲの時のように、全体としては少し小ぶりとなっています。
各パーツで見ると、体、腕が短く切り詰められた印象に対し、足、背負いものはあまりサイズの差を感じません。
変形機構を加味したバランスとなっています。
メタルジェノサイダーモード
本キットの肝と言える変形機構です。
差し替えなしに変形が可能ですが、とがったパーツが多いため、けがに注意です
手軽さが印象に残るキット
プラモデルキットでは初めて、変形機構を備えたR-GUNの立体物でしたが、プラモデルとして、食玩キットとして、
手に取りやすく、組み立て安く、ガシガシ遊びやすい
そんなキットです。
SRXへの変形合体という売り文句なしでも、十分に遊べるキットですので、是非手に取って組んでみてください。
SMPシリーズのまとめとして、SRXへの合体レビューをしています。こちらの記事もご覧ください。
ついにバンダイからヒュッケバインが発売され、なんちゃってガンプラの地位を返上したMk-3をキットレビューしています。こちらもご覧ください。
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