2024年4月26日に、MODEROID 真ゲッタードラゴンが発売されました。キットレビューします。
真ゲッタードラゴンのデビューはPSソフトのゲッターロボ大決戦!とのこと。
近年スパロボに登場し、高火力ユニットの代名詞のゲッターシリーズの最新バージョン機体になりました。(真ドラゴンとは別枠)
立体化は、千値練のRIOBOT以来で、プラモデルでは唯一のもの(2024年4月現在)になります。
プラモデルとなったことで、重さがなくなった分、パーツごとへの負荷が減り、ガシガシ遊びやすくなったかと思いきや、はめ込みがシビアで、一部破損してしましました。
それ以外は、プロポーション、可動、カラーリング、どれをとっても良くできており、期待に応えたキットです。
気になっている方は、以下のレビューで注意点をおさえつつ、購入して遊んでみてください。
キットレビュー
分厚いパッケージ
分厚いパッケージが目を引きます。
HGサイズの倍ほどの厚みとなり、ジャイアントロボや合体魔神レイアースなどと同じくらいの箱サイズです。
クレジット
パッケージにクレジット記載がありました。
原型制作:T-REX
🐉#メカスマ 出荷情報🐉
— メカスマ【公式】 (@gsc_mechasmile) April 24, 2024
「#MODEROID 真ゲッタードラゴン」https://t.co/Cn4XroNX3x
本日出荷いたしました!
明日以降、皆様のお手元に到着予定です。
大迫力のパッケージイラストは、
本商品のプロダクトデザインも担当した
As'まりあ 氏 (@Asmaria_ )
による描き下ろし!#真ゲッタードラゴン pic.twitter.com/gK8PG1FrwH
プロダクトデザイン・パッケージイラスト:A’sまりあ
アレンジデザイン&パッケージを担当しました!!買ってね!!・゚・(ノД`)・゚・ https://t.co/mfsq1ecTkN
— As'まりあ (@Asmaria_) April 24, 2024
製作協力にRIOBOTの千値練の表記もありました。
ノンスケールキットとのことで、実際の機体サイズに関するデータはありません。MODEROの真ゲッターとのスケールに関する関連も不明です。
MODEROIDの梱包
箱の紙厚は通常のMODEROID同様で、ジャイアントロボのようなダンボールケースではありません。
ランナーはガンプラなどではなじみ深いOPP袋で、剝き安いです。
赤の色彩が美しいランナー
左右対称デザインのロボットの為、同じランナーが左右2枚組となっていることが多い印象です。
印象的な赤い色は、外装部分の光沢のある赤と、足などの暗い赤の2種類の色があり、きれいです。
シールは、ポセイドンパーツのカラー部分のみ。
ダボは全体的に細い
MODEROIDブランドは基本的にスナップフィットです。
今回のキットは、胴体などのダボ穴が極端に細いものしかなく、近年のガンプラなどの、大きなダボ穴とピンの組み合わせがありませんでした。
珍しい六角軸とボールジョイント
胴体の胸部と腰部の接続や、腕部との接続部分のボールジョイントに、ボールパーツと6角の軸パーツの組み合わせの接合が見られました。
筆者はこれが初めてです。
しかしながら、ボールパーツと受けのパーツとの合いが渋く、後述のとおり、軸パーツをねじ切りました。
ムチムチのプロポーション
手足が太く、がっちりした体型と、各パーツのモールドがディティールを表現し、かっこいいです
小ぶりなMGサイズ
稼働
機体の造型デザイン上、肩アーマーと背負い物といったパーツ干渉がありますが、個別のパーツでの可動は大きいです。
肘は180°Uの字にでき、膝は太ももとふくらはぎの干渉がなければ大きく曲げられます。
開脚も、スカートパーツがないため大きく開きますが、180°までは無理です。
胴体可動
胸部、腹部、腰部が分割パーツで大きく胴体を反らせることができます。
肩のボールジョイントで破損
ボールジョイントのボールと受けのパーツの合いが渋く、軸パーツをねじ切ってしまいました。
左腕の接続も同じくらい渋い為、時間の問題かと思います。
取説では、胴体と、腕をそれぞれ作ってからの接続となるため、事前にパーツだけでなじませるか、削り込んだ方が良いです。
仮組でも、外れなくなることが予想できます。
とりあえず、応急処置でワイヤーをぶっさしました。
武装
武装やギミックはほぼ、ライガー/ポセイドンへのチェンジ要素となります。
トマホーク
トマホークは、柄の長さが長短の2種類あり、差し替え交換です。
ゲッター2(ライガー)ドリルチェーン
ライガー武装として、
- ドリルアーム
- チェーンアーム
- ジェットスラスター
となります。
左右の手首パーツとの差し替えと、背中のカバー取付穴への取付となります。
ロケットブースターは、キット最大の太さのパーツでしょうか。
ゲッター3(ポセイドン)サイクロン
ポセイドンパーツは、肘からの差し替えパーツです。
ドラゴンでのゲッターレザー部分がプロペラとなる解釈のようで、どちらも遊ぶたびに手に刺さります。
サイクロンの手先(ポセイドンの頭部意匠)はシール貼りで色分けとなります。
ハンドパーツ
ハンドパーツは
- 平手
- 武器グリップ
- 通常拳
の3種類が左右です。(ライガー/ポセイドンパーツは別途)
チェンジゲッター
ライガー
大質量の背負い物と、手首パーツの差し替えで、ライガーモードになります。
背負い物をつける際は、ドラゴン時のウィングパーツを外します。
ポセイドン
ポセイドンに至っては、肘からの差し替えのみ。
まとめ
以上、MODEROID 真ゲッタードラゴンのキットレビューです。
機体のイメージや、パッケージの印象よりかは小ぶりと言えるキットです。
ロケットブースターに結構な割合を持っていかれているのが原因でしょう。
しかしながら、輪郭のマッシブさ、ムチムチ感が、パワフルで巨大ロボの印象を際立たせています。
これが、片手で持てるというプラモデルの醍醐味が詰まったキットです。
分厚い巨大ロボを組む楽しみを、是非味わってください。
ちなみに、筆者は予約を逃して、慌てて近場のプラモデルショップへ走ったのですが、軒並み店頭在庫がなく、最後の1つをギリギリ入手できました。
おかげで、通販ポイントの逃したのですが、皆様の近くのプラモ屋には、在庫はありますでしょうか?
プラモ屋を梯子する手間と、ポイント還元を考えると下記のような通販が最適となってしまうのですが、皆様は贔屓のプラモ屋さんはありますか?
MODEROIDブランドも拡大を続けて、キャラクタープラモは日々新商品が絶えません。
今のうちに組んでおくべきプラモをまとめた記事もご覧ください。
コメント
This was beautiful Admin. Thank you for your reflections.