MODEROID バロン・ズゥ キットレビュー華奢な巨体が表現するオーガニックを触る

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プラモデル

2024年7月にMODEROID バロン・ズゥが発売されました。ロボカテゴリを網羅するMODEROIDブランドにあって、1作品からの出展数が多いブレンパワードについに、バロン・ズゥが立体化しました。

ブレングランチャーに続き、有機的(オーガニック)な永野デザインの機体をキットレビューをしていきます。

キットレビュー

ボリュームを感じさせるパッケージ

パッケージは分厚く大きい印象です。ヒメブレンやグランチャーが、ガンプラのHGブランドを思わせる薄さなのに対し、厚みが倍ほどあり、MODEROIDの大ボリュームキットであるジャイアントロボに匹敵するサイズになっています。

パッケージ
パッケージ2
パッケージ3
パッケージサイズ
パッケージサイズ2

クレジット表記

箱絵は、アニメーターの重田敦司

パッケージ絵は、再リバイバルのネリーブレンのパッケージとパノラマになっているとのこと

その他、クレジットとして

原画:重田 敦司/仕上げ・特効:YUKI 背景:美峰 となっています。

クレジット
OPEN
OPEN2
OPEN3

中箱には蓋が設けられており、1枚ヌキのフィンパーツを破損しないような構造になっています。

ランナー

ポリ袋

ランナーを梱包する袋はポリ素材のもので開封にはハサミが必要です。

ランナー一覧

ランナーは17種類23枚。+シール1枚。白ランナーの画像が白飛びしてわかりにくいため、加工してします。

是非、各パーツの曲線美、モールド、凹凸を感じてください。

Aランナー
Aランナー陰影
Bランナー
Bランナー陰影
Cランナー
Cランナー陰影
Dランナー
Dランナー陰影
Eランナー
Eランナー陰影
Fランナー
Fランナー陰影
Gランナー
Gランナー陰影
Hランナー
Iランナー
Jランナー
Kランナー
Lランナー
Lランナー陰影
Mランナー
Nランナー
Oランナー
Pランナー
シール

シールは、フィン先のグリーンのみ。モールドに沿って張り付けてくものになるため、マーカーなど塗装を選択したほうが楽な場合もあります。

説明書
説明書2

取説は両面カラーのペラ1枚を折ったもので全10ページです。

一部着色パーツがあるほか、白・緑・ブルーの3色の成型色となっています。

ランナー風景
ランナー風景2
ランナー風景3
ランナー風景4
ランナー風景5
ランナー風景6

組み立て

取説の冒頭、頭部パーツの組み立ては、最も細かいパーツがあり、紛失注意です。

細かいフェイスパーツ
細かいフェイスパーツ2
薄いシールはり

シールのグリーンと、グリーンの成型色、パーツの塗装のグリーンは、ほとんど同じ色味ではあるものの、材質が異なるため、統一させたいならば、再塗装が必要です。

組みあがり

通常360°ビュー

肩のフィンパーツは、差し替えで展開状態を再現できます。

展開時のパーツは1枚パーツな為、軽いもののペラく、破損注意です。

フィン展開360°ビュー
頭部
頭部正面
頭部背面

頭部パーツは特有のモールドがしっかり再現されており、首パーツの可動で見上げる角度へ可動できます。

首可動
首可動2

肩パーツに、フィンを差し替える構造がありますが、ポロポロポイントです。

腕
腕2
腕フィン

腰パーツは、胴体内にスライドギミックがあり、上体を大きく反らせられます。

腰可動
腰スライド

股関節は左右ともに、真横から下へ角度を変えられる構造です。

股関節可動
脚裏
膝可動
脚
キット内容360°ビュー

ハンドパーツは

  • 平手
  • 握り手
  • グリップ
  • わしづかみ形態

が左右であります。

ハンドパーツ
コックピット
コックピット差し替え

ブレンのキット同様、股間のコックピットの展開を差し替えで再現できます。

フィンパーツ
フィンパーツ2

フィンは、先端にモールドがあり、シールでの着色できる箇所もありますが、裏面は真っ白のままです。

バロン・マクシミリアン

ママンことバロンは、色分けこそないですが、PLAMAXのノウハウが詰め込まれたキットになっています。

接着剤の使用が推奨されていますが、はめ込みがしっかりしており、接着剤が無くても、自立できます。

バロン360°ビュー
バロン
バロン2

華奢な機体でも、空間を支配するボリュームキット

見上げ
フィン攻撃
バックショット
フィン攻撃2

機体事態も、ブレン・グランチャーと比較して一まわり大きく、さらにフィンを展開させると大きく空間を必要とするボリュームキットです。

キットサイズ比較

木の枝のような有機的デザインの立体物

決め

以上。MODEROID バロン・ズゥのキットレビューでした。

ポロポロポイントがあったり、手や足先のボリュームと比較して、接合部が華奢な為保持力に不安があるなど、気になる点もありますが、異形の巨体感が良く表現された名キットです。

是非手に取ってみてください。

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