2024年7月にMODEROID バロン・ズゥが発売されました。ロボカテゴリを網羅するMODEROIDブランドにあって、1作品からの出展数が多いブレンパワードについに、バロン・ズゥが立体化しました。
ブレン、グランチャーに続き、有機的(オーガニック)な永野デザインの機体をキットレビューをしていきます。
キットレビュー
ボリュームを感じさせるパッケージ
パッケージは分厚く大きい印象です。ヒメブレンやグランチャーが、ガンプラのHGブランドを思わせる薄さなのに対し、厚みが倍ほどあり、MODEROIDの大ボリュームキットであるジャイアントロボに匹敵するサイズになっています。
クレジット表記
箱絵は、アニメーターの重田敦司 氏
🚚#メカスマ 出荷情報①🚚#MODEROID
— メカスマ【公式】 (@gsc_mechasmile) July 5, 2024
「バロン・ズゥ」
本日出荷いたしました!
店頭には8日以降順次到着いたします。
パッケージ原画は
アニメーションデザイン担当の
重田敦司 氏による描き下ろし!
⬇️商品詳細https://t.co/0MWvDL4CTk#ブレンパワード#goodsmile pic.twitter.com/dVOcB34mEO
パッケージ絵は、再リバイバルのネリーブレンのパッケージとパノラマになっているとのこと
#MODEROID のバロン・ズゥとネリーブレンの箱絵繋がった。 pic.twitter.com/JRotcfM9QM
— カスミカヲル (@k_kaworu) July 11, 2024
その他、クレジットとして
原画:重田 敦司/仕上げ・特効:YUKI 背景:美峰 となっています。
中箱には蓋が設けられており、1枚ヌキのフィンパーツを破損しないような構造になっています。
ランナー
ランナーを梱包する袋はポリ素材のもので開封にはハサミが必要です。
ランナーは17種類23枚。+シール1枚。白ランナーの画像が白飛びしてわかりにくいため、加工してします。
是非、各パーツの曲線美、モールド、凹凸を感じてください。
シールは、フィン先のグリーンのみ。モールドに沿って張り付けてくものになるため、マーカーなど塗装を選択したほうが楽な場合もあります。
取説は両面カラーのペラ1枚を折ったもので全10ページです。
一部着色パーツがあるほか、白・緑・ブルーの3色の成型色となっています。
組み立て
取説の冒頭、頭部パーツの組み立ては、最も細かいパーツがあり、紛失注意です。
シールのグリーンと、グリーンの成型色、パーツの塗装のグリーンは、ほとんど同じ色味ではあるものの、材質が異なるため、統一させたいならば、再塗装が必要です。
組みあがり
肩のフィンパーツは、差し替えで展開状態を再現できます。
展開時のパーツは1枚パーツな為、軽いもののペラく、破損注意です。
頭部パーツは特有のモールドがしっかり再現されており、首パーツの可動で見上げる角度へ可動できます。
肩パーツに、フィンを差し替える構造がありますが、ポロポロポイントです。
腰パーツは、胴体内にスライドギミックがあり、上体を大きく反らせられます。
股関節は左右ともに、真横から下へ角度を変えられる構造です。
ハンドパーツは
- 平手
- 握り手
- グリップ
- わしづかみ形態
が左右であります。
ブレンのキット同様、股間のコックピットの展開を差し替えで再現できます。
フィンは、先端にモールドがあり、シールでの着色できる箇所もありますが、裏面は真っ白のままです。
バロン・マクシミリアン
ママンことバロンは、色分けこそないですが、PLAMAXのノウハウが詰め込まれたキットになっています。
接着剤の使用が推奨されていますが、はめ込みがしっかりしており、接着剤が無くても、自立できます。
華奢な機体でも、空間を支配するボリュームキット
機体事態も、ブレン・グランチャーと比較して一まわり大きく、さらにフィンを展開させると大きく空間を必要とするボリュームキットです。
木の枝のような有機的デザインの立体物
以上。MODEROID バロン・ズゥのキットレビューでした。
ポロポロポイントがあったり、手や足先のボリュームと比較して、接合部が華奢な為保持力に不安があるなど、気になる点もありますが、異形の巨体感が良く表現された名キットです。
是非手に取ってみてください。
コメント