エクスプラスから発売されている恐竜プラモデル。映画ジュラシックパークのティラノサウルスのキットレビューです。
恐竜プラモの中でも、「映画キャラクターのプラモデル」として、映画のワンシーンを再現した大迫力のボリュームキットです。
恐竜の躍動感、怖さ、かっこよさに極振りしたキットを見ていきます。
映画キャラクターとしての恐竜プラモ
このキットは、他の恐竜プラモとは違い、「映画のキャラクターのプラモデル」です。クレジットには、映画ジュラシックパークのロゴが刻まれています。
映画ジュラシックパークは30周年とのことで、30thのロゴもありました。
同じメーカーから、ジュラシックパーク3のスピノサウルス、ジュラシックワールドのBLUE&BETAが発売されています。
スタッフクレジットに、3Dsculpt by:Takayuki Higasi,Nils Wadenstenとありました。
調べたとこと、原型師 東 誉之さんのアカウントが見つかり、このキットではないものの、同シリーズの原型担当のポストを見つけたため、このキットの同じではないかと思います。
原型データ担当しました。
— 東 誉之 (@HIGASHI_Taka) January 23, 2024
ぜひご予約おねがいします。 https://t.co/P74n3qj2wD
キットレビュー
パッケージ
エクスプラスのプラモデルは、海外トイのような厚めの箱と、細長いボックスが特徴的です。
箱サイズは、ガンプラのHGサイズより細長く、厚みもあります。
同じメーカーのGⅢと比較すると、長さは同じでも、幅、厚みが増しています。
ランナーを梱包する袋は、ポリ袋のようにぬるっとした集めのビニールで、切れ込みがないため、ハサミなど開封にはひと手間かかります。
単色ランナー
ランナーは8枚。55パーツ。ランナーごとのアルファベット振りがないため、パーツ番号ごとの区分となります。
組み立て説明書
組み立て説明書は、両面単色印刷のものが1枚となっています。
同じメーカーのガメラ1999の取説を比較して、ほとんど同じ物のようです。
今回購入したキットが、海外向けだったためか、ガメラのキットは日本語での説明に対し、本キットは全部英語表記でした。
図解と、パーツナンバーの記載があるため、組み立てに問題はありません。
組み立て
頭部は口腔内が精密に作られており、頭蓋部の肉抜き部分に、歯や内部の肉パーツをはめ込むように組みあがり、この部分に関しては、接着剤不要なほどパーツ同士がフィットしホールドします。
胴体は大きな空洞ができるモナカ形状ですが、巨体を支える足の付け根の腰部分は、フレームを備えています。
大迫力のジオラマキット
映画のシーンを再現したジオラマとはべつで、T-REX単体で展示できるスタンドパーツが付属します。
T-REXはとにかく大きく、30㎝物差しを超え、慨寸は38㎝ほどとなり大迫力です。
以上、エクスプラス ジュラシックパーク1/35スケールティラノサウルスレックスのキットレビューでした。
恐竜プラモとして、学術的な正しさなどを脇に置いておき、映画のワンシーンの迫力、躍動感に特化した大ボリュームのキットです。
是非一度、購入してみてください。
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