超銀河グレンラガン プラモレビュー 軽量プラモで気軽に組んで遊べる造型作品※追記あり

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サムネ プラモデル

プライオボットのグレンラガンシリーズプラモデルラインナップの最新作。超銀河グレンラガンレビューです。天体レベルのスケールの機体をプラモサイズに落とし込み、遊べる造型として発売されたハイクオリティキットです。ボリューム・ギミック・可動それぞれで抜群のパフォーマンスを発揮する一品をご堪能ください。

360°ビュー

抱えるサイズのパッケージ

パッケージ正面

イラストは、千値練のタツノコフィギュアのイラストなどをてがけている中野 牌人

パッケージ比較

設定上、月と同サイズの機体ということもあり、他の機体よりも大きく箱サイズからも、キットボリュームを感じさせ、「箱を抱える」ワクワクが広がります。

パッケージ側面
開封1

箱サイズが大きくなったためか、箱の形状も従来通りのプラモデル箱になっています。

開封2

ランナーサイズを考慮し、セパレートの厚紙がありました。

光沢のあるランナー

全ランナー

パーツ単位では、そこまで大きなパーツもランナーもなく、グレンブーメランがクリアランナーでビックサイズなのが保護の理由でしょうか。

ラゼンガンのように、暗い色でも光沢のあるランナーで、組み上げたときのツヤがかっこいいです。

ランナーモールド
ランナーゴールド
クリアランナー
着色パーツ

フェイスとガンメンフェイスの2つが着色パーツ。その他はシールでの色分けとなります。

シール

シールは、他のグレンラガン機体と同じ素材。ホイールシールより薄いものですが、モール部分のシールはよく見ると印刷ズレなのか、円に対し、デザイン円がずれています。

ボリューム・ギミック・可動とハイパフォーマンスキット

サイズ比較360°ビュー

組み上げると手に収まらないサイズではあれど、バカデカいというほどのものではなく、マスターグレードサイズになります。ただしギガドリルが大きくせり出す為、スペースを取ります。重さはサイズの割には軽めとなり、しっかりポージングできます。

可動とシール

体中に丸いモンスターボールデザインの凹モールがあり、シールがあてがわれていますが、元のモールの溝もしっかりあり、シールの色も暗いため、あえてシールを貼らなくてもよいデキです。

むしろシールは曲面に曲げて貼るタイプが多く円形モールでは溝を隠してしまうため、つまようじ等でモール溝をシールに刻むようにした方がよく、皺や、ズレに注意が必要です。

撮影時は、右半身の片面にのみ、シールを貼っています。全体を通してみても、左右に大きな違和感の違いが無いため、塗装を楽しむ人や、パチ組派の人もシール需要は高くないと思います。

シール貼り付け
腕構成1
腕可動

B社のキットほどの可動郁はないものの、関節軸を複数持ちパーツデザインによる力強いプロポーションのまま、多彩なポーズが取れます。

脚パーツ

脚部は他の関節よりは可動域は狭いです。また、グレンラガンラゼンガンのようなパーツがねじ切れるようなきつい締め付けはなくどちらかといえば外れやすいパーツ接続なのですが、大きいサイズのキットを支えるべく、重量がかかっても安定してポージングができる構造になっています。

足裏
腰たれ

※パーツの緩さ

先に記載したようにパーツは緩く、脚部の重さや、遠心力で、股関節~脛パーツが外れやすいです。

空中ポーズかつ、重さがそのままパーツが外れる角度にかかる場合は、ニスを塗るなどして補強してもよいでしょう。自立させ、重量が差し込む方向にかかる場合などは大丈夫です。

緩い接合股関節~脛

セット内容

差し替えパーツは

  • ギガドリルブレイク用ドリルジョイント
  • 武器 グレンブーメラン
  • 手首パーツ 拳/グリップ/平手 各左右
  • ギガドリル取り外し後の型の棘パーツ
  • 腕組みパーツ

となります。

ギガドリル

ギガドリル

肩のギガドリルを外し、ジョイントパーツをかませることで、手首にギガドリルをつけることができます。

ギガドリル差し替え

個のギガドリルは、グレンラガンの手首サイズと同じな為、グレンラガンにも超銀河のギガドリルをつけることができます。

クリアパーツ1枚のグレンブーメラン

グレンブーメラン

他のキットと同様にクリアパーツ1枚でのサングラスパーツな為、ゲート処理を丁寧にやらないとバキバキになります。グリップには差し込むのみで、固定はできません。

武器ブーメラン

大きな掌で付け替え易さUP

キットの大型化により、接続部分のボールジョイントも大きくなり、掌パーツの取り換え易さはUPしました。

ハンドパーツ

腕組みパーツでガイナ立ちを再現

腕組みパーツ2
腕組みパーツ

両腕の2の腕ごと取り換えで、腕組みパーツを取付られ、お決まりのガイナ立ちを再現できます(ちなみに、通常では胸部分が干渉してまともに腕を交差させることもできません)

胴体可動

元が、宇宙戦艦カテドラル・テラからの変形という設定から、胸部は大きく船首っぽくせり出しています。

船主

上半身は胸の中にボールジョイントがあり、上体を反らせられます。

そり
丸まり

遊ぶための造形作品

巨大というにはそこまでバカデカくなく、ずっしりと言うわりには片手でも持てて、可動域はそこそこ。

つまりそれは、ボリュームをしっかり味わえプラの軽さで頑丈さを確保し、アクションフィギュアに負けないなギミックとポージングを再現できる。

という「プラモデルで遊ぶ」ことを知り尽くしたキットです。

是非、箱を抱えてキットを組みたて、両手でガシガシ遊んでみてください。

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